基本情報
書名 | 著者 | 読了日 | 評価 | 分野 |
金融の世界史: バブルと戦争と株式市場 | 板谷 敏彦 | January 21, 2021 | ⭐️⭐️ | Finance |
読書メモ
”金融”を巡って過去どのような歴史が展開されてきたかを語った書。利子や貨幣の誕生から始まり、大航海時代の価格革命、東インド会社など有限責任会社の誕生、バブルの発生(南海泡沫、チューリップ・バブル)といった歴史的事実をたどる。近現代に入ってからは、世界恐慌やハイパーインフレ、金本位制の崩壊(ニクソンショック)、プラザ合意から日本のバブル崩壊まで網羅的に扱う。最後はファイナンス論。株価はランダムウォークなのか?効率的市場仮説は誤りだと、バフェットは言っている。そうは言っても、割安な株式を見つけることは限りなく難しい。”金融”分野に多少なりとも関わるのであれば、どんな歴史が展開されたかを知ることは決して無駄ではないだろう。
一言コメント
高校卒業辺りで読んだ本の再読。金融の通史として非常に分かりやすかったです。
2022/3/5